財務報告に係る内部統制の評価の方法の構成は?1.経営者による内部統制の評価、2.全社的な内部統制の評価など7項で構成されています。

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「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」の第2章である【II:財務報告に係る内部統制の評価及び報告】にある(3)財務報告に係る内部統制の評価の方法について検証しましょう。
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内部統制制度の理解D.評価の方法

D-1. (3)財務報告に係る内部統制の評価の方法の構成は?

基準の第2章である【II:財務報告に係る内部統制の評価及び報告】の財務報告に係る内部統制の評価の方法は

  1. 経営者による内部統制の評価
  2. 全社的な内部統制の評価
  3. 業務プロセスに係る内部統制
  4. 内部統制の有効性の判断
  5. 内部統制の重要な欠陥の是正
  6. 評価範囲の制約
  7. 評価手続等の記録及び保存

の7項で構成されています。

以下においては、まず、各項の概略について記載し、それ以降において、
  1. 経営者による内部統制の評価
  2. 全社的な内部統制の評価
  3. 業務プロセスに係る内部統制
  4. 内部統制の有効性の判断
について、詳細な説明を行います。

D-2.(1)経営者による内部統制の評価

経営者は、有効な内部統制の整備・運用の責任を負う者として、財務報告に係る内部統制を評価する。
経営者は、内部統制の評価に当たっては、

(1)全社的な内部統制 = 連結ベースでの財務報告全体に重要な影響を及ぼす内部統制
の評価を行ったうえで、その結果を踏まえて、
(2)業務プロセスに係る内部統制 = 業務プロセスに組み込まれ一体となっている内部統制
を評価しなければならない。

また、経営者による内部統制評価は期末日を評価時点として行うものとする。

⇒つまり、今回の制度では、まず、現状を確認し、整備・運用を行い、不備を発見した場合、整備・改善に努め、期末日時点において不備が解消していれば、良いということになります。

D-3.(2)全社的な内部統制の評価

経営者は、全社的な内部統制の整備及び運用状況、並びに、その状況が業務プロセスに係る内部統制に及ぼす影響の程度を評価する 経営者は、組織の内外で発生するリスクを十分に評価検討し、財務報告全体に及ぼす事項を十分に検討する。

例えば、組織の構築及び運用等に関する経営判断、経営レベルにおける意思決定プロセス、全社的な会計方針及び財務方針 等。

『実施基準の42項目』という言葉を耳にされた方もいらっしゃると思いますが、実施基準には、参考資料として『財務報告に係る全社的な内部統制に関する評価項目の例』が記載されており、内部統制の6つの基本的要素、

  1. 統制環境
  2. リスクの評価と対応
  3. 統制活動
  4. 情報と伝達
  5. モニタリング(監視活動)
  6. IT(情報技術)への対応

の各要素ごとに評価項目例が、計42項目示されています。

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