全社的な内部統制の評価について、企業会計審議会から公表された文書を元に検証しています。

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「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」の第2章である【II:財務報告に係る内部統制の評価及び報告】にある(3)財務報告に係る内部統制の評価の方法の(2)全社的な内部統制の評価 について、詳細な説明を行います。
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内部統制制度の理解D.評価の方法

D-10. (2)全社的な内部統制の評価

経営者は、全社的な内部統制の整備及び運用状況、並びに、その状況が業務プロセスに係る内部統制に及ぼす影響の程度を評価する。
その際、経営者は、組織の内外で発生するリスクを十分に評価検討し、財務報告全体に及ぼす事項を十分に検討する。
例えば、組織の構築及び運用等に関する経営判断、経営レベルにおける意思決定プロセス、全社的な会計方針及び財務方針 等。

この基準に合わせ、実施基準では、

  • 全社的な内部統制(評価項目) 
  • 全社的な内部統制の評価方法
  • 全社的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制

で構成され、全社的な内部統制の評価に関する進め方について記載されています。

1-全社的な内部統制(評価項目)

*全社的な内部統制

全社的な内部統制のSTEP

*評価項目

実施基準に『財務報告に係る全社的な内部統制に関する評価項目の例』として、内部統制の6つの基本的要素、

  1. 統制環境
  2. リスクの評価と対応
  3. 統制活動
  4. 情報と伝達
  5. モニタリング(監視活動)
  6. IT(情報技術)への対応

の各要素ごとに評価項目例が、計42項目示されています。

⇒この評価項目例はあくまで例であり、必ずしもこの評価項目例によらない場合があり、また、適宜加除修正を行う必要がある。つまり、評価項目例をベースに、企業の置かれた環境、事業特性等を勘案し、企業ごとに適した内部統制を整備・運用する。

2-全社的な内部統制の評価方法

評価対象となる内部統制全体を適切に理解および分析した上で、必要に応じて関係者への質問や記録の検証等の手続きを実施する。

全社的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制

経営者は、全社的な内部統制の評価結果を踏まえ、業務プロセスに係る内部統制を評価するが、全社的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制は相互に影響しあい、補完する関係にある。経営者は両者のバランスを適切に考慮したうえで内部統制の評価を行うことが求められる。

全社的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制は相互に影響しあい補完する関係

(例)

全社的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制の例

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