内部統制の不備、重要な欠陥とは・・・?『財務報告に係る内部統制が有効である』とはどのような状態のことでしょうか?

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「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」の第2章である【II:財務報告に係る内部統制の評価及び報告】にある 〆睫格鷙陲坊犬詁睇統制の評価の意義についてその説明を検証しましょう。
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内部統制制度の理解B.評価の意義

B-3.重要な欠陥とは

内部統制における重要な欠陥とは、以下の『内部統制の不備』のうち、一定金額を上回る虚偽記載または質的に重要な虚偽記載をもたらす可能性が高いものをいう。

⇒つまり、経営者は、不備が「重要な欠陥」に該当するかどうかを、金額・質の両面から検討する  (有効性の評価は連結ベースで行うので、連結決算作成会社は連結財務諸表にて判断する)

【内部統制の不備】

*整備上の不備・・・
内部統制が存在しない ・ 規定されている内部統制では目的を果すことができない
 
*運用上の不備・・・
整備段階で意図した運用がされていない ・ 運用に誤りがある ・ 実施する者が内容や目的を理解していない

⇒以上のような内部統制の不備がある状況では、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準および財務報告を規制する法令に準拠して取引を記録、処理、報告することを阻害し、結果として重要な欠陥となる可能性がある。

【重要な欠陥】

*金額的な重要性の判断
総資産、売上高、税引前利益などに対する比率で判断する(例:税引前利益については概ね5%,財務諸表監査における金額的重要性との関連に留意)
また、これらの比率は、画一的に適用するのではなく、企業の業種・規模・特性等、状況に応じて適切に用いることが必要。
*質的な重要性の判断
投資判断に与える影響の程度や、財務報告の信頼性に与える影響度で判断する。
(例:上場申請形式基準・上場廃止基準・関連当事者との取引・大株主の状況に関わる記載等)

B-4.その他

『財務報告に係る内部統制』とは、財務報告の信頼性を確保するための内部統制

⇒財務報告の内容を適切かつ公正妥当に記載・報告するために、またその信頼性を担保・保証するための内部統制環境の整備および運用の徹底

『財務報告に係る内部統制が有効である』とは、当該内部統制が適切な内部統制の枠組みに準拠して整備運用されており、重要な欠陥がないこと

⇒財務報告の内容を適切かつ公正妥当に記載・報告するために、またその信頼性を担保・保証するための社内内部統制環境の整備および運用が徹底されており、内部統制の不備および、重要な欠陥がない状態であること

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